🔋 蓄電池の導入件数・普及状況・導入推移を詳しく解説！

🏡 「蓄電池ってどのくらい普及してるの？」「全国での導入件数は？」「今後の市場はどうなる？」

太陽光発電とセットで導入されることが多い家庭用蓄電池ですが、近年は電気代の高騰や災害対策の意識向上によって導入件数が増えています。

今回は、蓄電池の全国導入件数・普及率・過去の導入推移・今後の見通しを詳しく解説します！

🔆 1. 全国の蓄電池導入件数（最新データ）

📌 2023年度時点の全国導入状況

累計導入件数：約80万～85万件（家庭用＋産業用含む）
家庭用蓄電池の累計設置台数：約65万～70万件
普及率：約1.3％（全国約5,200万世帯のうち、約65万～70万世帯が導入）
年間導入件数（2023年）：約10万～15万件
累計導入容量：約7.5GWh（7,500MWh）

📌 全国の一般家庭のうち、約1.3％が蓄電池を設置済み！

📌 太陽光発電の普及率（約10％）と比べると、まだ導入率は低めだが、近年急速に増加中！

🔆 2. 蓄電池の導入推移（過去10年間の変化）

年	年間導入件数（推定）	累計導入件数（家庭用＋産業用）	累計導入容量（GWh）
2013年	約3万件	約10万件	約1GWh
2014年	約4万件	約14万件	約1.5GWh
2015年	約5万件	約19万件	約2.0GWh
2016年	約6万件	約25万件	約2.8GWh
2017年	約7万件	約32万件	約3.6GWh
2018年	約8万件	約40万件	約4.5GWh
2019年	約9万件	約49万件	約5.5GWh
2020年	約10万件	約59万件	約6.5GWh
2021年	約11万件	約70万件	約7.0GWh
2022年	約12万件	約82万件	約7.3GWh
2023年	約13万件	約85万件	約7.5GWh

📌 2018年以降、年間10万件以上のペースで増加中！
📌 2020年以降は「電気代高騰」「FIT終了」「災害対策」などの要因で急増！

🔆 3. 蓄電池の普及が進んだ理由（導入増加の要因）

✅ ① 電気代の高騰（2022年～）

✅ 2022年以降、電気代が急騰し「電気を買うより貯めて使う方が得」な時代に！
✅ 2023年の再エネ賦課金の増加・燃料費高騰が、蓄電池普及を後押し！

📌 「電気代を安くするためのツール」としての価値が高まった！

✅ ② FIT終了と「自家消費」の拡大（2019年～）

✅ 卒FIT（固定価格買取制度の満了）で、売電単価が下がる家庭が増加
✅ 「売電するより蓄電池で貯めて使った方が得」な家庭が増えた！

📌 「太陽光＋蓄電池で自家消費する時代」に移行！

✅ ③ 災害対策（停電リスクの増加）

✅ 2018年の北海道胆振東部地震、2019年の**台風15号（千葉）**など、大規模停電が増加
✅ 「停電時の備え」として蓄電池を導入する家庭が増えた！

📌 「もしもの停電時の備え」としてのニーズが急増！

✅ ④ PPA（リース）・補助金制度の強化

✅ 東京都など自治体の補助金（ゼロエミッション住宅）が拡充！
✅ 初期費用ゼロで導入できる「リース・PPAモデル」が登場し、導入ハードルが下がった！

📌 「初期費用ゼロ」で導入できる新モデルが市場を拡大！

🔆 4. 今後の蓄電池導入の見通し（2030年・2050年の予測）

年	予測導入件数（家庭用＋産業用）	普及率（家庭用）	累計導入容量（GWh）
2025年	約120万件	約2.5％	約10GWh
2030年（政府目標）	約300万件	約6％	約30GWh
2050年（カーボンニュートラル目標）	約800万件	約15％	約100GWh

📌 2030年には全国の住宅の約6％が蓄電池を導入する見込み！
📌 2050年には800万世帯（15％）が導入し、蓄電池市場は急成長！

🔆 5. まとめ：蓄電池の導入状況と今後

✅ 2023年度の累計導入件数は約85万件（家庭用は約65万～70万件）
✅ 家庭用の普及率は約1.3％（まだ低いが、急成長中！）
✅ 2018年以降、年間10万件以上のペースで導入増加！
✅ 「電気代高騰」「卒FIT」「災害対策」が普及を後押し！
✅ 2030年には300万件（全国住宅の6％）、2050年には800万件（15％）に拡大予測！

🏡 結論：「電気代節約」「停電対策」として蓄電池の導入が加速中！今後さらに普及拡大へ！ 🔋⚡