🏡 ガス＋電気併用 vs オール電化どっちがいい？

🏡 「ガスと電気併用とオール電化、どっちがいい？」「光熱費や設備費用、災害時の強さまで考えるとどちらが得？」
新築やリフォーム時に**「ガス＋電気併用」or「オール電化」**のどちらを選ぶかは重要なポイントです。
特に、**35年の住宅ローン期間でどちらがトータルでお得か？災害時にどちらが安心か？**を考慮する必要があります。
今回は、設備費・ランニングコスト（光熱費）・使いやすさ・災害時の強さ・床暖房の適性まで詳しく比較します！

🔆 1. ガス＋電気併用とオール電化の基本的な違い

項目	ガス＋電気併用	オール電化
主なエネルギー	ガス（都市ガス・プロパン）＋電気	すべて電気でまかなう
給湯設備	ガス給湯器・エコジョーズ・エネファーム	エコキュート（電気温水器）
コンロ	ガスコンロ	IHクッキングヒーター
暖房	ガス床暖房・ガスファンヒーター・エアコン	エアコン・ヒートポンプ床暖房
光熱費	電気代＋ガス代（合計15,000～30,000円/月）	電気代のみ（約10,000～25,000円/月）
初期費用（設備）	80万～150万円	100万～180万円（エコキュート込み）
ランニングコスト（35年総額）	約1,200万～1,500万円	約900万～1,300万円
災害時の強さ	◎（ガスは復旧が早く、調理も可能）	△（停電時に給湯・調理不可。ただし太陽光＋蓄電池で補える）
調理の使いやすさ	ガスの強火が使える	掃除が楽、安全性が高い

📌 オール電化はランニングコストが安く、長期的にお得！
📌 ただし、災害時に停電すると給湯・調理ができなくなるため、蓄電池の併用が理想！

🔆 2. 災害時の強さ（停電・断水・地震時のリスク）

災害時の影響	ガス＋電気併用	オール電化
停電時	○（ガスが使えるため、給湯・調理可能）	△（停電すると給湯・調理ができない）
ガス停止時（地震など）	×（ガスの復旧に時間がかかる場合あり）	○（電気が使えれば問題なし）
水道停止時（断水）	△（給湯器が動かない）	△（エコキュートも動かない）
復旧スピード（都市ガス）	○（比較的早い）	◎（電気は最優先で復旧する）
復旧スピード（プロパンガス）	◎（タンク交換で即復旧可）	◎（電気が復旧すればOK）
太陽光・蓄電池併用時	○（一部の電気は確保できる）	◎（停電時も生活可能）

📌 「ガス＋電気併用」は停電時にガスが使えるため強いが、大規模地震でガスが停止すると復旧が遅れる可能性がある。
📌 「オール電化」は停電時に給湯・調理ができなくなるが、太陽光＋蓄電池があれば電気を確保できるため災害に強い。

🔆 3. 35年間の住宅ローン期間で考えると、どっちがいい？

比較項目	ガス＋電気併用	オール電化
35年間の光熱費合計	約1,200万～1,500万円	約900万～1,300万円（約200万～300万円お得）
35年間の設備メンテナンス費	約150万～200万円	約120万～180万円（約20万～50万円お得）
災害時の強さ	◎（停電時もガスが使える）	△（停電時は給湯・調理不可。ただし太陽光＋蓄電池で補える）
コスパ	△（光熱費が高くなりやすい）	◎（長期的に節約できる）

📌 35年間で考えると、オール電化の方が200万～300万円ほど節約できる可能性が高い！
📌 ただし、停電対策として「蓄電池＋太陽光発電」の導入が必要！

🔆 4. 結論：どっちがいい？（用途別おすすめ）

✅ 光熱費を抑えたい（35年で300万円以上お得） → オール電化！
✅ 調理はガスの方が好き（火力重視） → ガス＋電気併用！
✅ 寒冷地で床暖房を使うなら → ガス床暖房が有利！
✅ 災害対策を重視したい（停電時に給湯・調理を使いたい） → ガス＋電気併用！
✅ 太陽光＋蓄電池を導入予定なら → オール電化がベスト！