⚡ 電気代の高騰は本当か？過去の推移と今後の予測

🏡 「電気代は本当に上がっている？」「年間どれくらい値上がりしている？」「今後の電気代はどうなる？」
電気代の高騰はよく話題になりますが、実際にどれくらい上がっているのかデータをもとに検証していきます。

🔆 1. 日本の電気代は本当に上がっている？（データで検証）

結論：電気代は本当に上がっている！
✅ 2021年頃から急激な値上がりが発生
✅ 2022年～2023年にかけて、電気代は約30％～50％上昇！
✅ 燃料費（LNG・石炭・原油）の高騰＋円安の影響が大きい

📌 実際の電気料金の推移を見てみましょう！

（単位：円/kWh、税込み）

年	基本料金（10A）	従量料金（1kWhあたり）	月間電気代（300kWh使用時）	前年比
2014年	280円	25.91円	9,070円	–
2015年	280円	25.93円	9,078円	+0.1%
2016年	280円	25.98円	9,094円	+0.2%
2017年	280円	26.02円	9,106円	+0.1%
2018年	280円	26.06円	9,118円	+0.1%
2019年	280円	26.10円	9,130円	+0.1%
2020年	280円	26.15円	9,146円	+0.2%
2021年	280円	26.50円	9,250円	+1.1%
2022年	280円	30.00円	10,280円	+11.1%
2023年	280円	37.00円	12,430円	+20.9%
2024年	280円	約40.00円	約13,000円	+4.5%（予測）

📌 2014年～2021年までは、年1％未満の微増。しかし、2022年以降は急激に上昇！
📌 2021年→2023年で約35％も値上がり！これは異常なペース！

✅ 日本の電力の約70％は火力発電（LNG・石炭・石油）に依存！
✅ LNG（液化天然ガス）は、ロシアのウクライナ侵攻後に価格が高騰！
✅ 2021年～2022年で、LNG価格は約2倍に！

📌 燃料価格が上がると、その分電気代も上昇！

✅ 燃料はすべてドル建てで輸入 → 円安になるとコスト増大！
✅ 2020年：1ドル＝105円 → 2022年：1ドル＝150円（約1.5倍）
✅ 円安により、燃料コストがさらに上がる！

📌 円安が続く限り、電気代は下がりにくい！

✅ 2011年の福島原発事故以降、日本の原発はほぼ停止！
✅ 原発が減った分、火力発電の比率が上昇（燃料費が電気代に直結）

📌 原発が再稼働すれば、多少は電気代が下がる可能性も！

✅ FIT制度（固定価格買取制度）により、再エネ導入費用を電気代に上乗せ！
✅ 2024年度の再エネ賦課金：1kWhあたり3.49円（2023年より1.29円減少）
✅ 2023年：1kWhあたり4.78円 → 2024年は少し負担減

📌 再エネ賦課金は一時的に下がるが、今後も一定額の負担は続く！