📌 計算の前提条件
- 年間日射量:1,200 kWh/kW(日本の平均値)
- 売電単価(FIT 2024年度):16円/kWh(10kW未満)、12円/kWh(10kW以上)
- 電気料金(買電単価):30円/kWh
- 自家消費率:50%(発電した電力のうち半分を自宅で使用、半分を売電)
- パネル・パワコンのロス:10%
容量別の年間発電量と金銭メリットの目安
容量 (kW) | 年間発電量 (kWh) | 自家消費分の節約額 | 売電収入 | 合計金銭メリット |
---|---|---|---|---|
3kW | 約3,600kWh | 約54,000円 | 約28,800円 | 約82,800円 |
4kW | 約4,800kWh | 約72,000円 | 約38,400円 | 約110,400円 |
5kW | 約6,000kWh | 約90,000円 | 約48,000円 | 約138,000円 |
6kW | 約7,200kWh | 約108,000円 | 約57,600円 | 約165,600円 |
7kW | 約8,400kWh | 約126,000円 | 約67,200円 | 約193,200円 |
8kW | 約9,600kWh | 約144,000円 | 約76,800円 | 約220,800円 |
9kW | 約10,800kWh | 約162,000円 | 約86,400円 | 約248,400円 |
10kW | 約12,000kWh | 約180,000円 | 約72,000円(全量売電) | 約252,000円 |
※10kW以上は全量売電が可能で、売電収入のみの計算(買電節約なし)
金銭メリットの詳細
💰 1. 電気代の節約
- 発電した電力の 50% を自家消費(自己使用)
- 電気代単価 30円/kWh で計算
- 例えば 5kWシステムの場合、年間 3,000kWh を自家消費 するので、
3,000 × 30円 = 90,000円の電気代節約
⚡ 2. 売電収入
- 余った電力 50% を売電
- 10kW未満 → 16円/kWh、10kW以上 → 12円/kWh
- 例えば 5kWシステムの場合、年間 3,000kWh を売電 するので、
3,000 × 16円 = 48,000円の売電収入
🏠 3. 初期投資と回収年数
容量 (kW) | 設置費用目安 | 年間メリット | 回収年数目安 |
---|---|---|---|
3kW | 約75万円 | 約82,800円 | 約9〜10年 |
4kW | 約100万円 | 約110,400円 | 約9〜10年 |
5kW | 約120万円 | 約138,000円 | 約9〜10年 |
6kW | 約140万円 | 約165,600円 | 約8〜9年 |
7kW | 約160万円 | 約193,200円 | 約8〜9年 |
8kW | 約180万円 | 約220,800円 | 約8〜9年 |
9kW | 約200万円 | 約248,400円 | 約8〜9年 |
10kW | 約220万円 | 約252,000円 | 約8〜9年 |
- 設置費用は 1kWあたり25万円前後(補助金などで変動)
- 一般的に 9〜10年で投資回収可能
- パネルの寿命は 25〜30年 あるため、長期的には大きなメリット
まとめ
- 5kWシステムなら年間 138,000円の金銭メリット
- 9〜10年で設置費用を回収 し、その後は利益になる
- 10kW以上なら 全量売電 で収益化が可能
- 太陽光発電は 電気代削減 + 売電収入でお得
☀ 「電気代が高い家庭ほどメリットが大きい」 ので、シミュレーションして導入を検討するのがオススメです!
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