☀ 太陽光発電の導入推移と全国の設置件数
🏡 「太陽光発電は全国でどのくらい設置されている?」「導入件数の推移は?」「今後の見通しは?」
太陽光発電は、2009年の固定価格買取制度(FIT)導入をきっかけに急増しましたが、近年の売電価格の低下や電気料金の高騰によって、「自家消費型」へのシフトが進んでいます。
今回は、太陽光発電の導入推移・全国の設置件数・今後の見通しを詳しく解説します!
🔆 1. 全国の太陽光発電の導入件数(最新データ)
📌 2023年度時点の全国導入状況
- 累計導入件数:約340万件(住宅用)
- 累計導入容量:約92GW(ギガワット)
- 一般家庭の設置率:約10%(全国の住宅約5,200万戸のうち340万戸が導入)
- 商業・産業用の導入も増加中!(工場・店舗・農業用施設など)
📌 全国の住宅の約10軒に1軒が太陽光発電を導入済み!
🔆 2. 太陽光発電の導入推移(過去10年間の変化)
📌 過去10年間の太陽光発電導入容量(住宅用+産業用)
年 | 導入容量(GW) | 年間増加量(GW) | 累計導入件数(住宅用) |
---|---|---|---|
2013年 | 13.6GW | +6.9GW | 約60万件 |
2014年 | 23.3GW | +9.7GW | 約100万件 |
2015年 | 34.4GW | +11.1GW | 約140万件 |
2016年 | 42.7GW | +8.3GW | 約180万件 |
2017年 | 49.3GW | +6.6GW | 約210万件 |
2018年 | 55.5GW | +6.2GW | 約240万件 |
2019年 | 63.0GW | +7.5GW | 約270万件 |
2020年 | 69.7GW | +6.7GW | 約300万件 |
2021年 | 77.3GW | +7.6GW | 約320万件 |
2022年 | 84.2GW | +6.9GW | 約330万件 |
2023年 | 92GW | +7.8GW | 約340万件 |
📌 2013年~2015年にかけて、FIT制度の影響で導入が急増!
📌 2020年以降は「売電型」から「自家消費型」へシフトし、導入は安定成長!
🔆 3. 太陽光発電の導入が進んだ理由(政府の施策・市場動向)
✅ ① 固定価格買取制度(FIT)の導入(2009年~2021年)
✅ FIT(固定価格買取制度)が導入され、売電収入で回収しやすくなった
✅ 2012年のFIT改正で売電価格が大幅に上昇(42円/kWh)し、一気に普及
✅ 2015年~2019年は売電価格が徐々に下がり、導入ペースが落ち着く
📌 「FITバブル」の影響で、2012年~2015年に設置件数が急増!
✅ ② 2020年以降は「自家消費型」が主流に!
✅ 売電価格が10円台に低下し、「売るより使う方が得」な時代に!
✅ 電気料金の高騰により、「太陽光+蓄電池」の導入が増加!
📌 「売電収益」→「電気代節約(自家消費)」の時代へシフト!
✅ ③ 2023年以降は「PPA・リース」など新しい設置方法が増加
✅ 初期費用ゼロで導入できる「PPA(電力購入契約)」「リース」が増加!
✅ 自治体の補助金(東京都など)が強化され、再び導入ペースが加速!
📌 「初期投資ゼロ」の新しい導入モデルが、普及を後押し!
🔆 4. 今後の太陽光発電導入の見通し(2030年・2050年の予測)
年 | 予測導入容量(GW) | 累計導入件数(住宅用) |
---|---|---|
2025年 | 110GW | 約400万件 |
2030年(政府目標) | 140GW | 約500万件(全国住宅の約10軒に1軒) |
2050年(カーボンニュートラル目標) | 300GW以上 | 約700万~800万件 |
📌 2030年には、全国の住宅の約15%が太陽光を導入する見込み!
📌 2050年のカーボンニュートラル達成には、さらなる拡大が必要!
🔆 5. まとめ:太陽光発電の導入状況と今後
✅ 2023年度の累計導入件数は約340万件(全国の住宅の約10%)
✅ 2012年~2015年にかけてFITバブルで導入が急増!
✅ 2020年以降は「売電型」から「自家消費型」へシフト!
✅ 2030年には約500万件(全国の住宅の15%)に普及すると予測!
✅ PPA・リースなどの新しい導入モデルが増え、今後も拡大が続く!
🏡 結論:「売電型」→「自家消費型」へシフトしながら、全国的に太陽光導入が進んでいる! ☀🔋💡
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